NHKこころの時代4月6日再放送を観て
NHKこころの時代、宗教・人生「悲しみを癒やす旅路」を視聴しました。癌専門医師であった人が最愛の妻をガンで亡くし、その悲しみを癒やしていく自叙伝です。
彼は元国立がんセンター総長で、昭和天皇の手術の陣頭指揮をとった専門医で、現在日本対ガン協会の会長でもあります。しかし、おしどり夫婦の妻をなくした悲しみはなかなか癒えず、様々な手段でなんとかその悲しみを克服してきました。がん患者の遺族に対するケアをグリーフケアというのに対して、彼は自分を含めて、時分の悲しみを如何にするかがグリーフワークであるといいます。相当相愛の夫婦であったらしく、妻をなくした悲しみは尋常ではなかったようです。いつも妻の写真を胸に持って行動しているといいます。四国の遍路もしたり、剣道をやったりして、克服してきました。ガン専門医でさえこうですから、一般の人はなおさらであると思い、日本対ガン協会の会長として、今もグリーフケアとグリーフワークに専念していることに感心しました。
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